
柳田 可子
日本統合医学協会メディカルヨガインストラクター
セラピスト
Kaco Yanagita
Medical-Yoga Instructor
Therapist
1979年生まれ。広島県出身。
写真専門学校を卒業後、アートギャラリー(東京都港区)等に勤務。
ヨガに出会い、中学時代からの過呼吸・パニック障害と若白髪が改善。
2020年~ボディセラピストとして延べ約1200名のクライアントを担当。
2023年春、日本統合医学協会認定「メディカルヨガインストラクター」資格を取得。
趣味は、みあがり踊り(広島県無形民俗文化財)と 捨て活。

はじめまして
私のヨガとの出会いは15年前、友人に誘われて参加した近所の公民館のヨガクラスでした。
28歳で第一子を出産後、もともと痩せているのに更に体重が落ちてガリガリになってしまった私は、休みなく続く慣れない育児と自営の夫の手伝いとが重なり慢性的な体調不良に悩まされていました。常に微熱とだるさを感じ、一度風邪をひけば治るのに1か月近くかかるという状態が2年以上続き、心にも体にも余裕がなくヘトヘトでした。中学時代に発症した過呼吸やパニック障害の発作も、体調不良に伴い産後は増えていました。
そんな頃、近所の公園で知り合ったママ友が「気持ちいいよ~、一度来てみたら。」と私の体調を心配してすすめてくれたのがヨガでした。 せっかく誘ってくれたんだからと、たいした期待もせず初めてのヨガ体験へ向かったのですが、それは私にとって、とても大切な出会いになりました。
地域のママさん達が集まった公民館の一室。初めてのことに緊張しながらも、穏やかに響く先生の声に導かれ ゆっくりと呼吸を繰り返す。そうしていると、いつの間にか肩にズシッと乗っていた不安や焦りなんかがスゥ~とどこかへ消えていくように感じられました。 まるで大きな木にでもなったかのように、ただ教室に差し込む日の光を受け、鼓動に耳を澄まし、呼吸し血が流れる感覚を味わう。それだけのことが、疲れ果てていた私を癒し、もう一度慌ただしい毎日を頑張れそうな勇気まで湧いてきたんです。
この日の目から鱗が落ちるような感覚は、今でもはっきりと覚えています。
そして、私を誘ってくれた友人の温かい気持ちと、ヨガを提供してくださった先生には、今も心から感謝しています。
それから10年、週1回のヨガを続けていく中で体力がつき、姿勢も良くなり『肩こり』も解消。風邪もめったに引かなくなり、中学生時代からの悩みだった『過呼吸』『パニック障害』、遺伝だと諦めていた『若白髪』までも徐々に改善していきました。そして体だけでなく、メンタル面でもヨガの〈ジャッジしない〉という考え方や、自分を客観視する視点は、育児をはじめ日常のあらゆる場面で役に立ちました。
その後、ボディセラピストとして人体への学びを深め、2023年3月にメディカルヨガインストラクター資格を取得しました。
今、自信をもって「過去最高に元気!」と言えるようになり、まだまだ未熟ではありますが、私が受けとったヨガの恵みを、皆さまとも分かち合っていけたらと願っています。
ところで、ヨガをお伝えする立場になり、改めて感じていることがあります。
それは、ヨガは【人生を快適に生きていくためのスキル】だということです。
ヨガのイメージとして、意識の高い人がしているおしゃれなエクササイズだと想像したり、一方では、占いや宗教に似て捉えどころがなく小難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
自分の日常生活とヨガとは、かけ離れていると思うかもしれませんが、実はそんなことはありません。
ヨガは普段しない姿勢をして、普段使わない筋肉を使いますが、そのポーズをとることで日常生活でゆがみがちな姿勢を整える効果が期待できます。また、ヨガは普段意識しない〈呼吸〉を観察しますが、意識的に呼吸をすることで自律神経を整え、日常生活で溜まりがちなストレスのケアや、メンタルの安定にもアプローチできます。そう、ヨガは、運動面からも精神面からも、あなたをサポートする事ができます。しかも誰の助けも借りず、自分自身で。なんならマットも不要です。
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